日本テレビは29日、「田中将大『3/200の真実』」を放送。今年9月に史上4人目の日米通算200勝を達成した巨人田中将大…

日本テレビは29日、「田中将大『3/200の真実』」を放送。今年9月に史上4人目の日米通算200勝を達成した巨人田中将大投手(37)が、移籍1年目のシーズンを振り返った。

586日ぶりの勝利となる今季1勝目を挙げた4月3日中日戦。移籍後初勝利を挙げ「しんどい時間が長くて、このまま投げられなくなるんじゃないかっていう不安に陥ったのは初めてだった。それが586日ぶりに勝てたのはうれしかった」と振り返った。

しかし、今季2戦目の登板となった4月17日DeNA戦で2回6失点と打ち込まれた。その後も白星はあげられず、ファームで再調整へ。「抑えられないから楽しくないですよ。苦しいことはいっぱいある」と本音を明かした。

苦しむ田中将を見た桑田真澄前2軍監督(57)は「僕も経験しているが晩年はなかなかうまく勝てない。僕が提案したのは、球威よりも投球術を駆使して。アウトローのストレートをもう一度磨いていこう。本物のアウトローを」と声をかけた。田中将は「俺ってこうだったよなと思い出すようなこともあった。バランスのいいフォームで投げられていないと、本当のアウトローには投げきれない。桑田さんにも言われて、やっぱりそうだよなと」と投手としての原点を思い出した。