巨人阿部慎之助監督(46)が野手陣のレギュラー白紙を明言した。「もう横一線で、みんないい競争してほしいなっていうのはあり…
巨人阿部慎之助監督(46)が野手陣のレギュラー白紙を明言した。「もう横一線で、みんないい競争してほしいなっていうのはありますよね」と強調した。
岸田行倫、甲斐拓也ら日本代表経験者4人が1つの座をかける捕手を筆頭に、来年2月1日からの春季キャンプから激しいポジション争いを望む。内野陣は野手最多133試合出場でゴールデン・グラブ賞の泉口友汰が遊撃筆頭だが、プロ2年目を迎える石塚裕惺などが挑む形。二塁手の吉川尚輝もオフに両股関節の手術を受け、実績は十分も当確は打てない。指揮官は「尚輝も手術明けだからね。わからない」と見据える。
主砲の岡本がメジャー挑戦でチームを去る見込みだからこそ、抜けた穴を巡る争奪戦をチームの活気につなげたい。松本剛がFA加入した外野陣も含め「若い選手でも出てきたら使いたいですし。チャレンジはさせたいんで。起用はどんどんしていくと思いますよ」と積極采配を決めている。
3年契約の最終年になる。阪神からのV奪還、そして14年ぶりの日本一へ、競争力こそがチームを押し上げていく。