NHKは28日、「NHKスペシャル メジャーリーガー大谷翔平 2025」を放送。番組ではドジャース大谷翔平投手(31)が…

NHKは28日、「NHKスペシャル メジャーリーガー大谷翔平 2025」を放送。番組ではドジャース大谷翔平投手(31)が、自身が「大谷翔平であり続ける」ために大切にしている思いを語った。

今季の大谷は、2年ぶりの二刀流復活に加え、史上最速でのメジャー通算250本塁打達成、さらにはワールドシリーズ連覇と、再び人々の想像を超える活躍を見せた。

史上最高の選手と称されるまでになった大谷。番組終盤には「大谷翔平であり続けるために、大切にしていきたいことは何か」と問いかけられた。

少し考えた後、大谷は静かに率直な思いを明かした。「趣味としての野球はやっぱり消したくないというか。一番根底にある部分だと思うので。どれだけ上にいっても、やらなきゃいけないことや責任が増えても、自分勝手に技術であったりとか、やりたい野球を求めていく。趣味的な部分、楽しみみたいな部分はやっぱり引退するまで持ちたい」と笑顔で語った。

続けて「ずっとこれまでもやってきましたし。もちろんその他にやらなきゃいけないことがいろいろありますけど、やりたいことはやりたいことで、やっていいんじゃないかなと思うので。自分勝手に楽しみたいなと思っています」と変わらない思いも明かした。

職業としてのメジャーリーガーである以前に、野球を純粋に楽しむ心を31歳の大谷翔平も失わずにいる。その姿が、今の大谷翔平をつくり、さらなる進化を導いている。