<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第17節:北海道99-92京都>◇28日◇札幌・北海きたえーるレバンガ北海道が…
<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第17節:北海道99-92京都>◇28日◇札幌・北海きたえーる
レバンガ北海道が第4クオーター(Q)残り2分13秒で逆転し、年内最終戦をホーム11連勝で飾った。勝利を呼び込んだのは富永啓生(24)とルーキーの市場脩斗(22)だ。89-90と1点を追う終盤、ターンオーバーから富永がレイアップシュートを沈めて逆転。直後の相手フリースロー時には、スタンドをあおって「今季一番の歓声」(富永)を引き出し、異様な空気に飲まれた京都ヒースは2本とも落とした。
次のゴールも富永。この日4本目の3ポイントを決め、94-90と突き放した。「3Pは決め切る自信はあるし、最後の大事なところでは自分を信じて打ち切るだけ。決め切れて良かったと思います」。2点を返された残り21秒では、市場が「インサイドからパスが出てきたら打つと決めていた」という確信の3Pを決め勝利を決定づけた。3ポイント4度、2ポイントとフリースロー各1度、すべての試投を成功させ、決定率は100%。キャリアハイの15得点を挙げた。
今季は苦戦しながら勝ちきる強さを見せている。富永は「自分はチームを勝たせるという役割を与えられて、しっかりとフォーカス出来ているし、個人もチームもうまくいっていると思います」。早くも昨季を上回る22勝目。歯車がかみ合ったレバンガは2026年も進撃を続ける。