<全国高校サッカー選手権:早実1-4徳島市立>◇28日◇1回戦◇国立2年ぶり2度目出場となった早実(東京B)が開幕戦で徳…

<全国高校サッカー選手権:早実1-4徳島市立>◇28日◇1回戦◇国立

2年ぶり2度目出場となった早実(東京B)が開幕戦で徳島市立に1-4と完敗し、目標の全国1勝には届かなかった。

初出場だった2年前の開幕戦は広島国際学院に0-2で敗れてあっさり散った。自慢の堅守に加え、攻撃力を磨いてリベンジを狙ったが、はね返された。

序盤は「ホーム」の地の利を生かし、出足鋭くゴールに迫ったが仕留めきれない。徐々に相手にペースを握られると、同36分に自陣でのミスから先制を許した。

1点ビハインドで折り返すと、後半開始から俊足FW篠田一(2年)を投入。反撃を狙うも、同2分にセットプレーから2失点目を喫した。同15分には右サイドからのアーリークロスに合わせられて決定的な3失点目。さらに同33分には華麗なボレーシュートを決められて4失点目を喫した。

後半追加タイムに10番のFW霜田優真(3年)が最終ラインを抜けだして意地の1点。記念すべき全国初ゴールを決めたが、力尽きた。都大会で無失点の最終ラインが崩壊して終戦。攻撃陣も1点のみで、大舞台での初勝利までは遠かった。【佐藤成】