<プロボクシング:IBF世界フライ級王座統一12回戦>◇27日◇愛知国際展示場◇観衆2350人IBF世界フライ級王者の矢…

<プロボクシング:IBF世界フライ級王座統一12回戦>◇27日◇愛知国際展示場◇観衆2350人

IBF世界フライ級王者の矢吹正道(33=緑)が、同級1位で元IBF世界ライトフライ級王者のフェリックス・アルバラード(36=ニカラグア)と対戦。12回1分59秒、KO勝ちで初防衛に成功した。

ABEMAで解説を務めた世界2階級制覇王者の亀田大毅氏(36)は「すごいチャンピオン。この階級で一番強いと思う」と絶賛。元世界4階級制覇王者の田中恒成氏(30)も「素晴らしい。きついところを乗り越えてのKO。メンタル、技術ともに安定している」とたたえた。

矢吹は三重・鈴鹿市の出身。同じ中部地方の愛知開催となった一戦で日本ボクシング界を盛り上げ「こんな年末の忙しい時期に、自分の試合を見にきてくれて、ありがとうございます」と開口一番で感謝した。