阪神ドラフト3位の筑波大・岡城快生外野手(22)が27日、出身地の岡山県内で自主トレを公開した。気温は下がっても岡山らし…
阪神ドラフト3位の筑波大・岡城快生外野手(22)が27日、出身地の岡山県内で自主トレを公開した。
気温は下がっても岡山らしい日差しに照らされ、元気いっぱいに体を動かした。キャッチボールからノック、ティー打撃などみっちりと約3時間をこなした。
ドラフト指名後も帰省の際に、地元で声をかけられることはほぼなかった。「もっと頑張って、話しかけられるような選手になりたい」と照れ笑いした。
年明けすぐの入寮、新人合同自主トレへ向けて、仕上がりは上々のようだ。
「年末年始ということもあって、ゆっくりしたいところではあるんですけど、オンとオフはしっかりして、やるときはやるということを意識してやっていきたい。本当にもう、やるだけ。失敗を恐れずに、どんどん挑戦していきたいなと思っています」
選手としての目標を聞かれると「『1番中堅』でスタメン出場することが1つの大きな目標。糸井嘉男さんのようなオールラウンダーの選手を目指したい。脚力が一番のアピールポイントなので、そこを落とすことなく、課題のバッティングをしっかり伸ばしたい」と語った。
◆岡城快生(おかしろ・かいせい)2003年(平15)6月23日生まれ、岡山市出身。吉備小1年時から野球を始め、吉備中野球部を経て公立の岡山一宮へ。主に投手、遊撃手で甲子園出場なし。一般入学した筑波大では2年春にリーグ戦デビュー。3年でレギュラーをつかみ、同秋は打率4割5厘。3年冬には大学日本代表候補合宿に招集された。好きな言葉は「さいは投げられた」。183センチ、83キロ。右投げ右打ち。