セレッソ大阪からJ2サガン鳥栖に期限付き移籍していたMF西川潤(23)が来季、J1のファジアーノ岡山に完全移籍することが…

セレッソ大阪からJ2サガン鳥栖に期限付き移籍していたMF西川潤(23)が来季、J1のファジアーノ岡山に完全移籍することが27日、分かった。西川のJ1でのプレーは23年の鳥栖時代以来、3年ぶり。天才レフティーを巡り、電撃的な移籍決着となった。

今季を鳥栖でプレーした西川に対し、当初は鳥栖が移籍金を用意し、C大阪との完全移籍交渉に入ったものの決裂。保有権を持つC大阪へ5年ぶりの復帰とみられたが、ここにきて岡山が全ての条件をクリアしたようだ。

西川のプロ7年目は、今季J1初挑戦で13位に入った岡山に決定。11月に右太もも裏の肉離れで、来年2月開幕の特別大会「Jリーグ百年構想リーグ」に当面出場できないが、既に続投が発表された木山隆之監督(53)の下、新天地でスタートする。

◆西川潤(にしかわ・じゅん)2002年(平14)2月21日、神奈川・川崎市生まれ。横浜ジュニアユースから桐光学園へ。高校3年時は特別指定でC大阪でプレーし、20年プロ契約。22、23年は鳥栖へ、24年はJ2いわきへ、25年は再びJ2鳥栖へ期限付き移籍。J1通算66試合2得点。J2通算70試合9得点、J3通算1試合無得点。19年U-20W杯には17歳ながら飛び級で選出され、同年U-17W杯は4試合2得点2アシストと活躍。180センチ、70キロ。