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12月26日(現地時間25日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでヒューストン・ロケッツと対戦した。クリスマスゲームとして注目を集めたこの試合は、96-119という大差でレイカーズが完敗に終わっている。
レイカーズはこの敗戦により今シーズンの戦績を19勝10敗としており、ウェスタン・カンファレンス4位につけている。勝率こそ65.5パーセントを保っているものの今シーズン初の3連敗を記録しており、これまで敗れた10試合は全て10点差以上を奪われている。
指揮官を務めるJJ・レディックは、フラストレーションを露わにしてロケッツ戦の内容を振り返った。
「ケアが全然足りていない。それが一番腹立たしい。必要なことをやるだけの気持ちが足りない。プロとしてあるべき姿勢が足りないんだ」
レイカーズはロケッツのオフェンスリバウンドを警戒していたにもかかわらず、試合序盤から立て続けにルーズボールを奪われていた。また、ロケッツがトランジションでレイカーズのディフェンス陣を置き去りにした場面も多く見られた。レイカーズの指揮官には、この試合のチームは受け身で消極的な姿勢であるようにうつったようだ。レディックは次のように続けている。
「今日のキーワードは“努力”と“遂行力”だった。この2つを高いレベルでできているとき、我々は良いチームになる。できていないときは、ひどいチームになる。今夜は、ひどいチームだった。最初からそうだった」
レディックは「こんな状態で、残り53試合を過ごすつもりはない」と断言し、28日に予定されているビデオセッションと練習を「不快なものにする」とコメントした。
レブロン・ジェームズやマーカス・スマート、八村塁といった複数の選手が取材対応を拒否したこの試合で、インタビューに答えたジャレッド・バンダービルトは以下のように語った。
「今回の課題は、勝っていた時からずっと抱えていたものなんだ。勝っていると、いろいろな問題が隠れてしまうからね。でも、プレーの終わり方や試合の負け方、トランジションディフェンスやリバウンド、そういう課題はシーズンを通してずっと同じなんだ」
バンダービルトは、「何をすべきかは分かっているから、あとはやるしかない」と締めくくった。レイカーズは12月30日にホームでサクラメント・キングスと対戦する。