J2サガン鳥栖が、ヴィッセル神戸が保有権を持つMF桜井辰徳(23)を完全移籍で獲得したことが26日、分かった。近く両クラ…

J2サガン鳥栖が、ヴィッセル神戸が保有権を持つMF桜井辰徳(23)を完全移籍で獲得したことが26日、分かった。近く両クラブから正式発表される。

ボランチの桜井は、鳥栖に期限付き移籍していたプロ5年目の今季、36試合(無得点)出場というキャリアハイの成績を残した。元々は戦術眼に優れていたが、鳥栖では1対1や球際の強さも身につけて一本立ち。J1復帰を目指す上で不可欠な戦力と判断し、移籍金を支払っての完全移籍交渉に入っていた。

また、同じくC大阪から期限付き移籍していた同じボランチのMF松本凪生(なぎ、24)も、完全移籍での獲得が確実となった。J2通算127試合6得点と経験を積んでおり、タフなJ2を勝ち抜くには必要な戦力だった。

J2降格1年目だった鳥栖は、今季の昇格争いに加わったものの、最後は8位で力尽きた。今オフはDF井上太聖(23)の横浜への完全移籍が決定。期限付き移籍していたMF西川潤(23)は保有元のC大阪へ復帰、MF新井晴樹(27)は京都への完全移籍が、それぞれ決定的となっており、来季のチーム編成が厳しい状況にある中、クラブは信頼できる戦力の確保に尽力している。

◆桜井辰徳(さくらい・たつのり)2002年(平14)7月26日、埼玉県生まれ。前橋育英時代はチームのエース背番号「14」を付け、年代別日本代表にも選出される。21年神戸入りし、22年から期限付き移籍が続き、22、23年はJ2徳島、24年は神戸に復帰したものの同年7月にJ2水戸へ、25年は鳥栖へレンタルで加入。J1通算2試合、J2通算96試合(いずれも無得点)。178センチ、68キロ。