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12月26日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子3回戦が行われ、福岡第一高等学校(福岡県)が正智深谷高等学校(埼玉県)と対戦した。
第1クォーター、序盤は加藤駿が3ポイントシュートを含む9得点を挙げた正智深谷に主導権を握られるも、福岡第一の藤田悠暉が攻撃の口火を切り、一進一退の攻防に。21-18と福岡第一がわずかにリードして最初の10分を終える。第2クォーターに入ると、福岡第一が誇る鉄壁のディフェンスが牙を剥く。正智深谷の攻撃をわずか11得点に抑え込むと、じりじりと点差を拡大。39-29と2ケタのリードを奪って試合を折り返した。
後半、正智深谷の追い上げを受けて1ケタのリードで迎えた最終クォーター、福岡第一が圧倒的な爆発力を披露。トンプソンヨセフハサンの3ポイントなどで一気に正智深谷を突き放すと、最終スコア82-59でタイムアップ。福岡第一が23点差をつけて快勝し、準々決勝進出を決めた。
勝利した福岡第一は、藤田が25得点4リバウンド、トンプソンが22得点8リバウンドの活躍を見せた。一方敗れた正智深谷は、山口が17得点、加藤が14得点11リバウンドのダブルダブルを記録して意地を見せたが、最後は力尽きた。
3回戦を突破した福岡第一は、明日27日の16時10分から行われる準々決勝で、シードの仙台大学附属明成高校(宮城県)を下した帝京長岡高校(新潟県)と対戦する。
■試合結果
<ウインターカップ2025男子3回戦>
正智深谷 59-82 福岡第一
正智深谷|18|11|21|9|=59
福岡第一|21|18|19|24|=82