来年1月2、3日に行われる箱根駅伝を盛り上げようと、早大OBの名コンビが、優勝大予想をした。マラソンの名選手の瀬古利彦氏…

来年1月2、3日に行われる箱根駅伝を盛り上げようと、早大OBの名コンビが、優勝大予想をした。

マラソンの名選手の瀬古利彦氏(69)と、同大学元監督で2010年度の大学3冠(出雲、全日本、箱根優勝)に導いた渡辺康幸氏(52=住友電工監督)が26日、東京都内で開かれたトークイベントに登壇。会場に集まったファンらに第102回大会の展望などを語り合った。

「今大会の順位予想」のコーナーでは、2人がパネルに1位から3位までの順位を予想して記入。司会者の合図でパネルを見せると異なる回答が出た。

まず瀬古氏は、優勝を青学大、2位駒大、3位早大と予想。「出雲(7位)、全日本(3位)と右肩上がりになっていて、勝ち方を知っている。選手層もどこの大学よりもトップ。ケガや風邪で交代してもほとんど遜色ない。作戦名『輝け大作戦』のように10人が輝く」と宣言した。

対抗の駒大は「全日本で優勝したけど、(エースの)佐藤(圭汰)君がちょっと不安。万全じゃないと聞いている」。そして3番手は「ひいき目に。でも、山が強い」と母校を選んだ。

一方、渡辺氏は中大、青学大、駒大の順に並べた。 往路優勝は「早稲田が間違いない」としたが、中大の優勝予想は、1万メートル上位10人平均が21チーム中トップの27分台が大きな裏付けとなっている。「トラックのタイムがあって戦力的に勝ってもおかしくないが、青学の原監督が意外にも中大を相当意識している。『怖い』と言っていた」と秘話を明かした。

渡辺氏の上位予想の中に、早大が入っていなかったことを瀬古氏に突っ込まれる場面もあった。しかし、出雲駅伝2連覇の国学院大もいるため、「3、4、5位はもう分かりません」と渡辺は言い返す。

駅伝の名解説者の2人も頭を抱えるほどの順位予想となった。

だが、15年の初優勝から11年間で8度の総合優勝をしている青学大の存在感は大きい。

「また嫌われるから、原君はもう勝たなくていいんだよ」と瀬古氏はジョークをかますが、「これだけ戦力が拮抗(きっこう)していて、またピクニックランで青学が優勝したら、原監督はすごい指導者ですよ」と渡辺氏は言う。

今大会を総合優勝すれば、大会史上初の同一チーム2度目の3連覇となる。瀬古氏は「今年優勝したら、国民栄誉賞だね」と早くも“殿堂入り”に期待した。