J2のいわきFCが12月25日、2026年の百年構想リーグで着用する新ユニフォームを発表した。原点回帰で生まれた激渋デ…
J2のいわきFCが12月25日、2026年の百年構想リーグで着用する新ユニフォームを発表した。原点回帰で生まれた“激渋デザイン”が評判を集めている。
カラーは普段のキングレッドよりも少しくすんだえんじ色。クラブはこの色について「株式会社ドームがいわきFCの運営権を引き継ぎ、現在のいわきFCになる前。いわきFCのチームカラーはいわき市の旗の色」と説明。そして「この色を纏い、まだアマチュアだった選手たちは未来を夢見て戦った。原点を忘れず、未来へと進んで行くために、当時のユニフォームをオマージュ。クラブのビジュアルアイデンティティである“グローイングスラッシュ”を総柄としてデザインに採用」とデザインコンセプトを説明した。
また、白ベースの2ndユニフォームについては「ホームタウンいわき市の市制施行60周年を記念したデザイン。『フラシティいわき』のパターンを採用し、いわき市の市章を総柄として配置」としている。
この新ユニフォームについてのコンセプトムービーも公開され、前進のいわきFCの創設者である向山聖也氏も登場。クラブの歴史を振り返りながら、2026年の百年構想リーグへ向けて「いわきFCはキングレッドを纏わずに戦う。原点を忘れず、未来へと進んで行くために。私たちのアイデンティティは、単なる色ではなく、その魂にある。それは、過去と未来をつなげる半年間」と宣言している。
■「ストーリーと魂が込められた特別なユニフォーム素敵」
このクラブのアイデンティティを感じさせる原点回帰の新ユニフォームに対して、SNS上には「めちゃくちゃカッコイイ」「やば過去一かも」「渋くてレトロで新しいデザインめちゃくちゃすきです」「パンツとソックス含めビンテージ感満載でめっちゃ好きだわ!」「いわきFCのストーリーと魂が込められた特別なユニフォーム素敵」などの声とともに、多くの反響が寄せられている。
2022年からJ3でプレーするいわきFCは、初年度で即優勝を飾ってJ2に昇格した。そしてJ2昇格3年目の今季は、2年連続のひと桁順位となる9位で終えた。迎える2026年、クラブの歴史と魂を受け継ぎながら、新たな出発を宣言するいわきの戦いが注目される。