2017年の引退から8年。元フィギュアスケート選手の浅田真央氏(35)が、指導者としての本格的な一歩を踏み出している。2…

2017年の引退から8年。元フィギュアスケート選手の浅田真央氏(35)が、指導者としての本格的な一歩を踏み出している。2025年6月12日に木下グループと共同で「木下MAOアカデミー」の設立を発表。多くの引退選手が選ぶ解説者という道ではなく、次世代育成と表現活動に情熱を注ぐ。

表現者としての活動を継続

引退後、浅田氏は全国各地でアイスショーを展開。2018年から2021年の「浅田真央サンクスツアー」、2022年から2023年の「BEYOND」と、継続的に公演活動を実施してきた。

2024年6月には劇場型アイスショー「Everlasting33」を開催。劇場に氷を張り、総勢30名のオーケストラによる全曲生演奏という新たな挑戦を実現した。多くのファンに感動を届ける活動。

2025年8月に次世代育成の場を開設

アカデミーは2025年8月に開校。拠点は2024年11月開業の「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」で、浅田氏自身がディレクターとして直接指導にあたる。

氷上練習に加え、バレエ、ダンス、新体操、陸上トレーニングなど、選手時代に「あったらいいな」と感じていた要素を全て取り入れた独自プログラムを展開。競技選手育成だけでなく、スケートを楽しむ環境づくりを重視している点が特徴だ。

指導と創作の道を選択

荒川静香氏、織田信成氏など、多くの引退選手が解説者の道を選ぶ。一方、浅田氏は近年、指導者としての活動や新しいプロジェクトの運営に注力。

自ら滑り、指導し、創作する道。現役時代から大切にしてきた「スケートが好き」という純粋な気持ちが、その選択につながっている。元トップスケーターが示す、スポーツ界の新しい可能性。次世代育成を通じたフィギュアスケート界への貢献は、今後も続く。