サッカーのJリーグでJ3降格が決まった愛媛FCは、現場とフロントのトップがそろって交代した。新監督の大木武氏(64)と…

 サッカーのJリーグでJ3降格が決まった愛媛FCは、現場とフロントのトップがそろって交代した。新監督の大木武氏(64)と新社長の村上茉利江氏(40)が25日、松山市内で記者会見を開いた。

 愛媛FCは今季、38試合で3勝しかできず最下位の20位に沈んだ。

 チームの再生を託された大木氏は静岡県出身で、J1川崎の前身・富士通でプレー。引退後、甲府や京都、熊本などで監督を務め、2008~10年は日本代表のコーチだった。

 めざすのは「攻守に躍動感があり、見ていてワクワク、ドキドキするゲーム。ハラハラもないと面白くない気もする」。「落ち込んでいても愛媛のゲームを見たら『もう一回、明日がんばろう』と思える」ような試合を見せたいという。

 クラブ運営のトップを任された村上氏は松山市出身で、村上忠・前社長の長女だ。21年から役員としてクラブに携わってきた。

 今季は、成績不振によるシーズン途中の監督交代などで「意思決定の遅れがあった」と反省。改めて「勝利と育成の両立」を実現し、成果を次世代へつなぎ続ける「リジェネラティブ(regenerative)」なクラブにしていく考えを示した。「J2が本来の居場所。最短で戻る」と意気込んだ。(中川壮)