12…

 12月23日、高校バスケの日本一を決める全国大会「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。京王アリーナTOKYOで行われた女子1回戦で大阪薫英女学院高校(大阪府)と土浦日本大学高校(茨城県)が対戦し、72-63で大阪薫英女学院が初戦突破した。

 序盤、なかなかシュートが決まらず土浦日大にリードを許した大阪薫英女学院だったが、松本璃音の3ポイントシュートを皮切りに得点を重ね点を取り合う展開に持ち込む。三輪美良々もフリースローを着実に決めるなど前半で10得点をマーク。36-33で前半を折り返す。

 第3クォーターに入るとに大阪薫英女学院が得点を連取。リードを保ちながら試合を進め、最終クォーターには原乙羽の連続得点と松本の3ポイントで10点差に。その後もコンスタントに加点し食らいつく土浦日大を振り切った。

 個人スタッツは先発出場した三輪と原がともに20得点をマーク。松本が3本の3ポイントを含む13得点を挙げ、控えの大槻佳子も13得点を記録した。一方敗れた土浦日大では添野紗姫菜がゲームハイの23得点、岩坂真紘も20得点をマークするも、ベンチスコアが2得点と援護射撃がなく初戦敗退となった。

 初戦で勝利した大阪薫英女学院は、24日の10時40分から東京体育館Cコート(nubiaコート)で県立湯沢翔北高校(秋田県)と対戦する。

■試合結果

<ウインターカップ2025女子1回戦>

大阪薫英女学院 72-63 土浦日大

大阪薫英|21|15|16|20|=72

土浦日大|20|13|14|16|=63

【動画】見事なフェイクでディフェンスを翻弄する大阪薫英女学院の松本