スペインリーグは22日、クラブの重要な収入源のひとつである昨季の放映権料を発表し、レアル・マドリードが昨季トップのバルセ…

スペインリーグは22日、クラブの重要な収入源のひとつである昨季の放映権料を発表し、レアル・マドリードが昨季トップのバルセロナを上回った。

スペインリーグが24-25年シーズンに1部と2部の各クラブに分配した放映権料の合計は、昨季を6600万ユーロ(約118億8000万円)ほど下回る14億3212万ユーロ(約2577億8160万円)。

1部の合計は12億9209万ユーロ(約2325億7620万円)となっている。その中でRマドリードは1億5792万ユーロ(約284億2560万円)を受け取り、トップの座を奪い返した。

Rマドリードはより多くの放映権料を得るチャンスがあったものの、スペインリーグの政策に反対する姿勢を見せていることが大きく影響した。試合前後やハーフタイム時のインタビューに応じず、ロッカールームにカメラが入るのを拒否していることで収入が減っていた。

バルセロナは昨季のスペインリーグ王者であるにもかかわらず、1億5645万ユーロ(約281億6100万円)で2位。アトレチコ・マドリードが1億817万ユーロ(約194億7060万円)で3位につけている。

スペイン・ビッグ3以外のクラブは1億ユーロ(約180億円)の大台を下回っている。ビルバオが7226万ユーロ(約130億680万円)で4位、久保建英が所属するレアル・ソシエダードが6780万ユーロ(約122億400万円)で5位と続く。

その他、浅野拓磨のマジョルカが4389万ユーロ(約79億20万円)で14位、2部に降格したレガネスが3993万ユーロ(約71億8740万円)で最下位となっている。(高橋智行通信員)