2018年レッドソックス、2020年ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献 ドジャースでプレーしたジョー・ケリー投手は現…

2018年レッドソックス、2020年ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献

 ドジャースでプレーしたジョー・ケリー投手は現役を退く意向を固めたようだ。米ポットキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」に出演。「まだいい球は投げられるけど、絶対にプレーすることはない」と第一線で投げないことを明らかにした。

 ケリーは司会者から投げないかと問われ、「絶対にノー」。引退宣言にも聞こえる発言だったが、引き際に対する考えを明らかにした。

「引退というのは私の祖母がしたこと。(野球選手が引退という言葉を使うのは)とてもリスペクトに欠ける。本当の仕事をしているみなさんに申し訳ない。私たちはプレーを辞めただけだ。引退という言葉は兵役や65歳まだ働いた人が使う言葉だ。アスリートが(キャリアを)終えたら、ただ単に『おめでとう』と言えばいい。プレーを辞めたということ。引退という言葉を使うのは、もう終わりにしよう」

 37歳のケリーは2009年ドラフト3巡目でカージナルス入り。2012年にメジャーデビューし、レッドソックス時代の2015年に先発投手として10勝6敗、防御率4.82を記録。その後は救援へ転向し、2018年には自己最多73試合に登板し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。

 ドジャースでは2020年の世界一を経験。昨季は35試合に登板して1勝1敗、防御率4.78。ポストシーズンでの登板はなかった。通算13年間で485試合登板(81先発)で54勝38敗7セーブ、防御率3.98だった。(Full-Count編集部)