<2025ペナント:巨人編> セ3位 70勝69敗4分プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る2…
<2025ペナント:巨人編> セ3位 70勝69敗4分
プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る2025ペナント」がスタート。プロ野球を球団別に連載、続いて日本人大リーガーの計13回。第8回は巨人。
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巨人2年目の泉口友汰内野手(26)がリーグ2位の打率3割1厘を記録した。入団2年目までに打率3割は、21年に新人でマークした牧(DeNA)以来で、巨人では11年長野以来14年ぶり。長野は同年の首位打者だったが、入団2年目までに打率2位以内に入ったのは泉口が13人、14度目(プロ野球初年度の36年入団選手と外国人選手は除く)。球団では長野の他に39年川上、58、59年の長嶋だけという快記録だった。
遊撃手での3割達成も評価したい。2年目までに打率3割をマークした選手は泉口で延べ61人目になるが、ポジション別に人数を見ると、捕手2、一塁手7、二塁手4、三塁手8、遊撃手5、外野手35。昨年まで捕手に次いで二塁手と並び少なかった遊撃手での達成は価値が高い。遊撃手でマークしたのは81年石毛(西武)以来で、セ・リーグでは54年広岡(巨人)に次ぎ71年ぶり2人目。立浪(中日)野村(広島)坂本(巨人)といった後の2000安打達成選手も3年目にはマークしていたが、泉口は3人よりも早く達成してみせた。
泉口は敵地でよく打つ。ホーム・ビジター別の打率を見ると、ビジターでは3割3分6厘の高打率で、牧原大(ソフトバンク)の3割1分6厘を抑えて堂々の両リーグ1位。セ・リーグ相手球団の本拠地では、いずれも3割以上という好成績だった。一方で、ホームの打率はリーグワースト3位の2割6分で、特に東京ドームでは208打数47安打の2割2分6厘。ルーキーイヤーも50打数4安打の8分と、同球場では不本意な数字が続いている。敵地同様に東京ドームでも打てれば、来季以降も3割の常連になれそうだ。【多田周平】