玉ノ井部屋の若手のホープ、行徳(23)が、初場所(26年1月11日初日、東京・両国国技館)で復帰できる可能性が出てきた。…

玉ノ井部屋の若手のホープ、行徳(23)が、初場所(26年1月11日初日、東京・両国国技館)で復帰できる可能性が出てきた。22日、東京・足立区の玉ノ井部屋で取材に応じ「順調に回復しています。今日の(検査の)結果が良ければ、(初場所に)出る方向です」と話した。

5月の夏場所は幕下60枚目格付け出しデビュー。2場所連続で勝ち越し、9月の秋場所は東幕下14枚目となったが二番相撲から休場。11月の九州場所は全休していた。初場所の番付が西三段目29枚目となった行徳は「心筋炎でした。10日間くらい入院して、集中治療室に3日間入りました」と振り返った。夏合宿中の虫刺されが原因で、アレルギー反応が起きたと見られるという。

投薬と心臓リハビリにより、現在は稽古ができるまでに回復した。「番付が落ちるのは悔しいけど、元にいた位置に戻れるように頑張っていきたい」と話していた。