フィギュアスケート女子の渡辺倫果(23=三和建装/法政大)が22日、自身のインスタグラムを更新。7位となった全日本選手権…

フィギュアスケート女子の渡辺倫果(23=三和建装/法政大)が22日、自身のインスタグラムを更新。7位となった全日本選手権から一夜明け、心境をつづった。

21日に発表された来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の代表3枠に届かなかったが「グランプリファイナル、そして全日本選手権 たくさんの応援本当にありがとうございました。まずは皆さまに心から感謝を申し上げます」とファンに感謝。進退については「これからのことはもう少しだけ時間をください」と言及し「リンク中央から見た景色、そして響き渡る歓声と拍手の音は私の宝物です。本当にありがとうございました」と締めくくった。

渡辺は大技トリプルアクセル(3回転半)を19日のショートプログラム(SP)で1本、21日のフリーで2本投入し、全3本を成功させた。ただ、SP6位で迎えたフリーは3回転半以外の2本のジャンプが減点となり、表現面などを示す演技構成点(PCS)は全体6番目の64・08点。フリー5位の140・16点、合計211・52点で7位となり、初の五輪代表に届かなかった。

かねて「引退へのタイムリミットが迫っている」と語っていた渡辺。今大会のフリー後には「引退を考えていたけど、まだまだやれということかもしれない。いったん考えたい」と話していた。