<JA全農チビリンピック2025 第7回 全農杯全日本小学生カーリング選手権大会>◇21日◇横浜銀行アイスアリーナ◇決勝…
<JA全農チビリンピック2025 第7回 全農杯全日本小学生カーリング選手権大会>◇21日◇横浜銀行アイスアリーナ◇決勝など
長野県代表の軽井沢ジュニアが、2年ぶり3度目の優勝を飾った。決勝で、初の頂点を狙った岩手ジュニアと対戦。2点を追う第2エンド(E)で3点を奪って逆転すると、正確なショットで続く第3Eでも3点を加え、6-3の快勝でタイトルを奪還した。大会は全国各地から8チーム38人が出場し、2グループに分かれて予選リーグを実施。2県合同のチーム岡山・愛媛が3位と健闘した。
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軽井沢ジュニアが、エース不在の逆境を乗り越え、王座を奪還した。急な発熱で無念の戦線離脱となった主将の■(■は木ヘンに却の去がタ)澤友希(6年)に代わり、スキップを務めたのは弟の風希(ふうき=4年)。重責を担う中で「兄の分まで勝ちたかった。笑顔でプレーしていれば勝ちがついてくると思った」とショットに集中。勝負どころで、狙った位置にストーンを投げ込んでドローを決め、優勝をたぐり寄せた。
3連覇を狙った昨年は、予選リーグで敗退。当時のメンバーで、悔しさを胸に主将としてチームを引き継いだ友希から「コミュニケーションが不足し、宿舎も散らかっていた」と反省点を伝えられた。週5日の練習で意識を高め、指導者たちから「ドローかテイクか話し合って戦略を立てられるようになった」と評価を得られるほどに。今大会前には「ドローを決めよう」と全員で同じ課題に取り組み、結果につなげた。セカンド永井創世(6年)は「優勝できるほど力をつけられたのがうれしい。今後に生かしたい」とさらなる高みを目指すつもりだ。
▼優勝 軽井沢ジュニア(長野)
▼準優勝 岩手ジュニア(岩手)
▼3位 チーム岡山・愛媛(岡山・愛媛)
▼4位 新潟ジュニア(新潟)
▼5位 札幌ジュニア(北海道)
▼6位 チーム東京千葉愛知(東京・千葉・愛知)
▼7位 チーム青森キッズ(青森)
▼8位 富山ジュニア(富山)
〈主催〉日本カーリング協会、日刊スポーツホールディングス〈主管〉東京都カーリング協会〈後援〉横浜市スポーツ協会〈協力〉神奈川県カーリング協会、東京カーリングクラブ、横浜カーリングクラブ〈特別協賛〉全国農業協同組合連合会〈商品提供〉全国農協食品、全農パールライス、JA全農青果センター、JA全農たまご、JA全農ミートフーズ、全農チキンフーズ、酪王協同乳業、協同乳業、全農