大相撲の横綱豊昇龍(26=立浪)が、次代のスター誕生を演出する!? 21日、埼玉・新座市で行われた冬巡業最終日に参加。こ…

大相撲の横綱豊昇龍(26=立浪)が、次代のスター誕生を演出する!? 21日、埼玉・新座市で行われた冬巡業最終日に参加。この日は巡業終了後、都内に移動し、テレビ朝日系列で生放送される漫才の日本一決定戦「M-1グランプリ」にプレゼンターとして出演するため、大忙しで移動した。豊昇龍が務めるのは、決勝にコマを進めたお笑い芸人の出演順を決める「笑神籤(えみくじ)」を引くという大役。芸風なども影響されるが、トップバッターとなるのか、中盤に登場するかなど、出演者にとっては、この順番が、おもしろさの印象を左右する要素もあるだけに重要だ。

この日の朝稽古後、取材に応じ、率直な感想として「なんでオレなんだろう、って思ったよ(笑い)」と語った。最近のお笑いや芸能界事情などは「あんまり分かんないけどなぁ…。『どうしよう』って、今、困ってる。間違えて何かやっちゃっても困るしね」と、満面の笑みから次第に苦笑いになって話した。

「あれが芸人さんの運命を変える」と、報道陣にたきつけられると「嫌だなぁ」と、責任の重さを痛感しているだけに、ますます困惑顔になっていった。最後は強引に「良いお年を」と締めくくろうとしたが、まだ年内に日本相撲協会の財団法人設立100周年を記念した式典や力士会などもあり、何度も公の場に姿を見せる予定。それだけに、報道陣から「まだまだ!」と、一斉にツッコミを受けた。「しゃべるの苦手だからなぁ」と言うと、これも一斉にツッコミを受ける始末。M-1グランプリを前に、自らがボケ? を連発で“舌好調”だった。