スポーツメーカー・ミズノは21日、MIZUNO DREAM CUP Junior Tournament FINALラウン…
スポーツメーカー・ミズノは21日、MIZUNO DREAM CUP Junior Tournament FINALラウンドを甲子園で開催した。
前日からの雨天により試合は中止。2021年の第1回から初めての事態に選手、チーム関係者のなかには残念そうにしている表情が一部見られた。ただ準々決勝まで勝ち進んだ8チームは、30分ほど甲子園のベンチに座ったり、記念撮影をしたり。なかには胴上げをするなど、思い思いに甲子園を味わうことが出来た。
熊本ブルーマーリンズの主将・迫内煌汰郎は「ベンチから見た甲子園は夢のような景色だった」と輝いた目でベンチから見た夢舞台を振り返った。
すると、福岡西ポルテベースボールクラブの片山遥希は「甲子園で再会することが目標になった」と語れば、岩美イーストブルー・濵野流壱主将は「高校野球で戻ってきたい」と今後のモチベーションに繋げていた。

また室内練習場も30分間使えることとなり、各チームがキャッチボールなどをして過ごした。多くのチームが広さに驚く中、東村山3RISEベースボールクラブの主将・橋田英治は「芝がキレイで、音もあまり反響しなかった」と施設の素晴らしさに感動していた。
最後にはYouTuberのトクさん、ライパチさん。さらにはNPBで審判を務める白井一行さん、山本 力仁さんたちによるトークショー。さらには常翔学園によるも野球応援メドレーを開催。南長崎マリナーズの浦川美空主将は、「知っている楽曲がたくさん演奏してくれて、楽しかった」と間近で聞いた大迫力の応援に気持ちを高ぶらせていた。

主催するミズノによると2021年から毎年右肩上がりで参加チーム数は増加。「ミスを怒らず、みんなで助け合う」野球大会、という理念が徐々に認知・拡大しているといっていいだろう。
実際、岡山庭瀬シャークスの主将・佐藤葵一は「普段からミスしたら励ましていたので、この大会でも下を向かないように強く意識した」と話せば、真岡クラブ・林幸詩朗主将は「守備でミスしても、切り替えて次はしっかりやろうと確認した」という。大会理念は浸透していると言える。
「ハラスメントを一掃したい」という願いも込めて始まった今大会。2026年も実施することが決まっており、2月から各都道府県での予選がスタート。甲子園を目指して、長く険しい戦いがまた始まる。
「試合は中止になったけど、この経験が出来てよかった」とスモールスポーツ少年団・酒井真季斗は1日を振り返ったが、その通りだろう。もちろん試合をするために甲子園に来ており、無事に出来ればベストだった。しかし中止になったからこそ、過ごせた時間もある。何より選手たちの野球人生はこれからだ。今回の経験を生かせる舞台が、今後やってくる。
是非選手たちには、思い出として終わらせずに、経験に変えて生かしてほしい。またミズノには今後も道具のみならず、こういった舞台を経験できる機会を提供し続けてほしい。