<全国高校駅伝・男子>◇21日◇たけびしスタジアム京都発着(男子7区間42・195キロ)1区(10キロ)は、福島・学法石…
<全国高校駅伝・男子>◇21日◇たけびしスタジアム京都発着(男子7区間42・195キロ)
1区(10キロ)は、福島・学法石川の増子陽太(3年)が、トップで28分20秒の日本人最高記録を樹立した。前回、八千代松陰・鈴木琉胤(現早大)がマークした28分43秒を塗り替えた。
13分台ランナー19人がひしめく中、力強く先頭集団をけん引。中間地点の5キロに入ると、タイムは14分21秒を計測した。前回の日本人最高記録を超えるハイペースとなった。
7キロ以降もそのペースは落ちなかった。ラスト1キロにはさらにペースを上げ、兵庫・西脇工を振り切って、先行逃げ切りで2区若田大尚(1年)へ首位でタスキをつないだ。
増子は、11月の日体大記録会5000メートルの高校日本人歴代3位の好タイムをマークしていた。
悲願の初優勝の流れをつくったランナーは「沿道からの応援もすごく大きくて、自分の力になって本当にたくさんの人たちに支えられてきた3年間なので、本当に自分だけの力ではない。本当にそういった方々のおかげ」と感謝を口にした。