<スペインリーグ:レバンテ1-1Rソシエダード>◇20日◇第17節◇エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア【バレンシア=高…

<スペインリーグ:レバンテ1-1Rソシエダード>◇20日◇第17節◇エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア

【バレンシア=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードのMF久保建英(24)が、今季2点目となる先制ゴールを決めた。アウェーのレバンテ戦に先発出場し、前半46分に左からのクロスを頭で合わせた。試合は終盤に追い付かれて1-1で引き分けた。

久保は公式戦4試合連続で先発し、4-3-3の右ウイングでプレーした。前半立ち上がりは相手にボールをキープされる中、カットインからチャンスメークを試みる。

それ以降、ボールがあまり入らなかったため、中に絞る動きや味方を生かすプレーを見せていく。そしてアディショナルタイムの46分、ゲデスが左サイドから上げたクロスを頭で合わせ、待望の先制点を記録した。このゴールは久保にとって、開幕戦のバレンシア戦以来となる今季2点目となった。

後半も右サイドでプレー。序盤はボールを持つたびにファウルを受け、8分にベンセドールのイエローカードを誘発した。

チームが1点を守るために受け身になったことで、徐々にボールをもらう回数は減っていく中、33分にカットインから左足の強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもGKの好手に阻まれた。さらに39分にマヌ・サンチェスのイエローカードを誘発した。

久々の得点を挙げた久保は度重なるファウルに苦しめられながらも、右サイドでレバンテの脅威となり、後半アディショナルタイムの46分にマリエスクレナと交代した。その直後の失点でリーグ戦4試合ぶりの勝利は逃したものの、試合後、今季初のマッチMVPに選ばれた。

Rソシエダードはこの後、クリスマス休暇を経て、年明けの1月4日にホームで行われるスペインリーグ第18節で、強豪アトレチコ・マドリードと対戦する。