カターレ富山の公式インスタグラム(@kataller_toyama)よりカターレ富山は20日、来シーズンを戦う新ユニフォ…

カターレ富山の公式インスタグラム(@kataller_toyama)より

カターレ富山は20日、来シーズンを戦う新ユニフォームが決定したと発表した。「富山を背負え。」をコンセプトに掲げた新デザインは、冬の立山連峰を形づくる三つの青、海の深い青、空の澄んだ青、山肌を包む淡い青からインスピレーションを得た。北陸の雄大な自然を身にまとい、明治安田J2・J3百年構想リーグ、そして2026/27シーズンへ挑む富山。選手たちは、その三つの青を受け継いだカターレブルーを身にまとう。

デザインの核心は、胸元を走るラインが立山連峰の稜線をなぞるように設計され、横一列に並べば、雄大な立山がそこに姿を現すという仕掛けだ。カターレブルーは、三つの青が重なり合って生まれる深い色調で表現され、1stユニフォームはBLUE、2ndユニフォームはWHITEを採用。2ndユニフォームでは配色の順を変え、どこに立っても「富山の青」を背負っていることを示す。GKユニフォームは1stがRED、2ndがBLACKで構成される。

引き続き、チームの象徴であるエンブレムは、3Dの立体的エンブレムを採用し、襟の内側には「2026」と記載し、着用シーズンがわかるようにした。ユニフォーム素材として再生ポリエステルを昨年より引き続き採用し、吸水速乾機能に加え、肌面に特殊加工を施し、汗などのベタつき感をこれまで以上に少なくした。脇の部分に伸縮素材を使用するとともに、身体の動きに追随するゴールドウイン独自の立体パターン設計「EZ-MOVE」を引き続き採用している。

「富山の色をまとうことは、富山の覚悟をまとうこと。このユニフォームは、その象徴となる」とクラブは表明。販売は第1弾が12月20日18:00から12月25日23:59まで受付され、明治安田J2・J3百年構想リーグ開幕前までに届けられる。立山連峰は、ただの風景ではなく、富山に生きる人々のアイデンティティ。その雄々しさを背負い、どんな状況でも前へ進む存在であるために。カターレブルーに込められた覚悟が、新たなシーズンへの決意を物語っている。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部