辰己は昨季最多安打のタイトルも獲得している(C)産経新聞社 今オフ、FAの選手をめぐっては去就も段々と固まってきた。 日…

辰己は昨季最多安打のタイトルも獲得している(C)産経新聞社
今オフ、FAの選手をめぐっては去就も段々と固まってきた。
日本ハムからFA宣言した松本剛は巨人入り、同じくDeNAからFA宣言した桑原将志も西武入り、DeNAからはベテラン捕手の伊藤光も楽天に移籍。日本ハムから宣言した石井一成も西武入りを決めている。
【FA動向】東浜&辰己の動向が見えない…獲得の可能性はあるのか?まだ去就が決まっていない選手について語ります!
一方、年末まで残りわずかとなる中で去就が定まってない選手もいる。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12月19日に自身のYouTubeチャンネルに「【FA動向】東浜&辰己の動向が見えない…獲得の可能性はあるのか?まだ去就が決まってない選手について語ります!」と題した動画を更新。去就が不透明となっている選手たちに独自の考察を加えている。
動画の中では「心配なのは東浜と辰己」とまだ去就が定まってない投打の2選手をクローズアップ。
楽天の辰己涼介はポスティングシステムを利用してのメジャー移籍希望を伝えたが球団から容認されず。国内FA権を行使したが、現在においても名乗りをあげる球団は出てきていない。
昨季は最多安打のタイトルを獲得するも今季は114試合で打率.240、7本塁打、32打点と2軍落ちの時期もあるなど、昨季ほどの爆発力は示せなかった。
優れた守備力で知られる辰己だが、高木氏は今回のFAの経緯にも目を向ける。
メジャー移籍を目指してポスティングシステムを要望しながら、国内FA権を行使したことで「海外志向が強いのに(国内)FAをしている (海外FA取得まで)待てるのかなと思うよね」とコメント。球団にそのまま残れば、最短で2年後には海外FA権を取得、胸を張ってメジャー挑戦できる。
一方国内他球団からすれば、獲得しても短期間でメジャー挑戦となればチーム構想にも影響を及ぼすとあって二の足を踏むのは理解できる。
「獲ったはいいけど1年契約でいいですとか」「問題を抱えたくないんだよ 他チームは」と目指す方向性が分かりにくいことも、名乗りをあげる球団が出てこないことにつながっている可能性もあると見る。
「能力的には高いものを持ち合わせていると思う」としながら、獲得にはハードルも生じているとした。
またもう1人のベテラン投手、東浜に関しても当初は興味を示す球団もあるとされながら、具体的な交渉には至っていないと本人も明かしている。今季は1軍ではわずか7登板(内先発6試合)、4勝2敗、防御率2.51。ファームでは13登板、7勝3敗、防御率1.85。
NPB通算76勝、2017年シーズンには16勝をマークし、最多勝にも輝いた。今季35歳シーズンを迎えた右腕に関しては球界のトレンドも変化していると高木氏は指摘する。
パ・リーグでは今季も上位2球団、ソフトバンク、日本ハムの先発陣においては150キロ中盤を出す投手が普通になってきていることで求められるポイントが「力に変わっている」「パワー系のピッチャーが欲しいところ」と求める要素があるとした。
セ・リーグでも2027年度からDH制の導入が正式に決定。より投手に関しては「パワーで抑えていくのが使命になってきているのかな」と、求められる投手像も変化してきているとした。また東浜は先発としてキャリアを築いていることで、たとえば中継ぎ起用など柔軟な対応ができるかもネックになるとした。
その上で軟投派とすれば「相当な技術とコントロールが必要になってくる」とコメント。これらの背景を考慮した上で東浜の取り巻く環境が厳しくなっているとした。
ほかの去就注目の選手ではソフトバンクを自由契約となった2年連続最多勝男の有原航平、楽天から海外FA権を行使した則本昂大もいる。果たしてこれらの選手は来季どこのユニホームを着ているのか。引き続き、去就が注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「モノが違う」「別格」巨人のドラフト1位・石塚裕惺が目指す将来像は坂本か、岡本か
【関連記事】「センター守れる選手が欲しいところでもある」球界屈指の守備力、楽天・辰己涼介のFA宣言にファン反応 「来ちゃうか、巨人に」