金足農のエース・吉田 大輝投手が東都一部の名門・亜細亜大に合格した。吉田はオリックス・吉田 輝星投手の弟として知られ、1…

金足農のエース・吉田 大輝投手が東都一部の名門・亜細亜大に合格した。吉田はオリックス・吉田 輝星投手の弟として知られ、18年夏甲子園準優勝した兄に憧れて金足農に入学した。2年夏、エースとして6年ぶりの甲子園出場に貢献。初戦で西日本短大付と対戦したが、初戦敗退。それでも最速146キロをマークしていた。

 3年夏もエースとして2年連続の夏の甲子園に出場したが、大阪入りした練習のキャッチボール時に膝に違和感を感じ、投球を回避。治療に努めたが、先発には間に合わなかった。

 初戦の沖縄尚学戦では5回裏からリリーフとして登場し、先制打を浴び、負け投手となっていた。

 甲子園が終わってから進学を表明。進学先の亜細亜大は投手づくりの名人・正村 公弘監督が率いている。正村監督は八戸学院大時代に中日のクローザー・松山晋也投手を筆頭に多くの好投手を育成した。

 昨年1月から就任した亜細亜大でも手腕を発揮し、広島2位の齊藤 汰直投手、巨人3位の山城京平投手をプロの世界に送り出し、多くの投手のレベルアップに努めた。

 正村監督のもとで吉田は4年後、ドラフト上位候補に挙がる存在になるのか注目だ。