オリオールズは19日(日本時間20日)、レイズとのトレードで今季10勝を挙げた先発右腕シェーン・バズ(26)を獲得したと…

オリオールズは19日(日本時間20日)、レイズとのトレードで今季10勝を挙げた先発右腕シェーン・バズ(26)を獲得したと発表した。レイズはマイナー4選手と来年のドラフトの戦力均衡ラウンドA(全体33位)指名権を得る。

バズは17年ドラフト1巡目(全体12位)でパイレーツから指名されて契約。18年8月に先発右腕タイラー・グラスノー(現ドジャース)らを含むトレードの一部としてレイズに移籍した。21年9月にデビューし、同年のポストシーズンでも1試合に登板。22年は右肘のケガのため6試合の登板に終わり、同年9月にトミー・ジョン手術を受けた。昨年7月に復帰し、昨季は14試合で4勝3敗、防御率3・06と好投。初めてフルシーズンを投げ抜いた今季は31試合で10勝12敗、防御率4・87だった。

オリオールズは今オフ、メッツからFAになったピート・アロンソ内野手やエンゼルスのテーラー・ウォード外野手をトレードで獲得するなど積極的な補強を進めており、75勝87敗で地区最下位に沈んだ今季からの巻き返しを図っている。なお、レイズにはスレーター・デブラン外野手(18)、ケイデン・ボディン捕手(22)、右腕マイケル・フォレット(21)、オースティン・オーバーン外野手(22)のプロスペクト4人が移る。