“世界一ボーナス”が満額支給されるキム・ヘソン(C)Getty Images 大リーグ(MLB)機構は現地時間12月18…

“世界一ボーナス”が満額支給されるキム・ヘソン(C)Getty Images
大リーグ(MLB)機構は現地時間12月18日、ポストシーズンの分配プール金額を発表。ワールドシリーズを連覇したドジャースは、一人当たり48万4748ドル(約7560万円)の支給となった。
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ドジャースの総額は4610万ドル(約72億円)。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希らが支給対象になった。そして、韓国メディア『OSEN』は「キム・ヘソンも7億ウォン(約7500万円)以上の優勝ボーナスを手にすることになった」と伝えた。
この“ボーナス”は、ポストシーズンに出場した全12球団が対象。今年のトータルプールは1億2820万ドル(約200億円)となり、順位などに基づいて分配される。6月1日以降にチームに在籍、または負傷者リストに登録されていた選手に、全額が支給されるという。また、それ以外の選手は、チーム内の投票により全額か一部支給かが決まるとしている。
今年の5月4日にメジャーデビューを飾ったキム・ヘソンも、満額をゲットできる。ただ『OSEN』も驚きを隠しきれないのか、記事のタイトルは「すごい!キム・ヘソンの優勝ボーナスは本当か?ポストシーズン2試合出場、打席ゼロなのに…」だった。
それでも、記事の後半は、活躍に言及。「打撃、守備、走塁のすべてにおいて、持ち前の躍動感あふれるプレーを見せ、チームに活力をもたらした」として、打率.280、3本塁打、17打点、19得点、13盗塁、OPS.699といった成績を列挙した。
ポストシーズンは、ワイルドカードシリーズからワールドシリーズまでロースター入り。フィリーズとの地区シリーズ第4戦では、代走でサヨナラのホームを踏み、ワールドシリーズ第7戦の世界一の瞬間は、二塁の守備位置で迎えた。短期決戦は出場2試合で、0打席ながら「そのインパクトは強烈だった」と強調している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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