大相撲でスタミナに定評のある横綱豊昇龍(26=立浪)が、珍しく“お疲れモード”だ。19日、神奈川・小田原市で行われた冬巡…
大相撲でスタミナに定評のある横綱豊昇龍(26=立浪)が、珍しく“お疲れモード”だ。19日、神奈川・小田原市で行われた冬巡業に参加。朝稽古では土俵に上がらず、土俵周りで基礎運動を行うなどして終えた。
相撲を取る稽古は、1番1分足らずのハイペースで次々と取るなど、現役力士では屈指の体力を誇る豊昇龍も、九州から関東までの長距離バス移動を伴いながら、この日で20日連続の巡業開催。支度部屋では「疲れが、たまってきた」と、珍しく小声で、笑顔を見せずに話した。
今回の巡業は、11月の九州場所千秋楽を休場した、もう1人の横綱大の里が全休予定となっている。一人横綱で、巡業では先頭に立って手本を示し「巡業中に相撲は取ってるよ、ずっと」と、精力的に汗を流してきた。さらに、横綱土俵入りも連日こなすなど、心身に疲労がたまっても無理はない。
冬巡業も残すは20日の東京・町田市、21日の埼玉・新座市の2日間だけとなった。クリスマスも近づいてきたが「モンゴルではクリスマスっていう習慣がないから」と淡々。疲労がピークとあって、巡業中に報道陣に囲まれるとよく見せてきた、明るい笑顔は最後までなかった。ただ、唯一、声を大きくして話したのが「大の里は今、何してるの?」という報道陣への逆質問。動向を知りたいという、強いライバル心の一端をのぞかせていた。