日本ハムが新外国人としてナショナルズのサウリン・ラオ投手(26)と契約合意に達したと、カブスのスペイン語版中継でアナリス…

日本ハムが新外国人としてナショナルズのサウリン・ラオ投手(26)と契約合意に達したと、カブスのスペイン語版中継でアナリストを務めていたマイク・ロドリゲス氏が19日にXで伝えた。1年契約で2年目は球団側にオプション(選択権)が付く内容。同氏は今回の契約の総額が「300万ドル(約4億6500万円)超え」と投稿した。

ラオはドミニカ共和国出身の右腕。今季はマリナーズでメジャーデビューし、9月にはナ軍へ移籍すると中継ぎでメジャー初勝利も挙げるなど2球団で計8試合登板、1勝0敗、防御率4・91だった。

経歴は異色で16歳だった15年にドジャースと内野手として契約。野手としてプレーしていた22年までにマイナー通算361試合出場で打率2割5分3厘、28本塁打、163打点を記録したが、メジャーデビューはできなかった。23年から投手へ転向し、今季までマイナー通算では99試合登板で8勝5敗、防御率3・46を記録。今季はマ軍傘下の3Aタコマで先発として19試合に投げていた。

日本ハムの外国人は野手ではレイエスとマルティネス、先発右腕は古林睿煬と孫易磊の来季残留が決定済み。中継ぎ投手は今オフの補強ポイントとなっている。