GI・2勝を挙げたショウナンパンドラの半妹となるチェルビアット(牝3、栗東・高野友和厩舎)が、ターコイズステークス(…

　GI・2勝を挙げたショウナンパンドラの半妹となるチェルビアット(牝3、栗東・高野友和厩舎)が、ターコイズステークス(3歳上・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

　チェルビアットは父ロードカナロア、母キューティゴールド、母の父フレンチデピュティの血統。半姉のショウナンパンドラは14年の秋華賞と15年のジャパンCの覇者。半兄のオールナットは今年のチャレンジCを制している。そして伯父のステイゴールドは01年の香港ヴァーズを制し、種牡馬としても大活躍した。さらに近親にはサッカーボーイやスノードラゴン、バランスオブゲームやフェイムゲームなどの名馬が並ぶ。

　ここまで9戦2勝。春はフィリーズレビューが2着、桜花賞が6着、NHKマイルCが3着と、マイル以下の大舞台で健闘。秋初戦のローズSは13着に沈んだが、前走の紅葉Sで待望の2勝目を手にしている。

　今回は5回目の重賞チャレンジとなる。ここ2戦で手綱を取ったC.ルメール騎手は騎乗できないが、テン乗りでも戸崎圭太騎手なら不安はない。兄姉に続き、きょうだい3頭目の重賞ウイナーとなれるか。来春の大目標となるであろうヴィクトリアマイルへの出走を確実にするためにも、しっかりと勝って賞金加算といきたい。