巨人の14年目左腕・今村 信貴投手(太成学院大)は現役引退を決断した。 高校時代は最速149キロの速球を投げる大阪府NO…
巨人の14年目左腕・今村 信貴投手(太成学院大)は現役引退を決断した。
高校時代は最速149キロの速球を投げる大阪府NO.1左腕として注目された。11年ドラフト2位で巨人に入団。2年目の13年に早くもプロ初勝利を挙げた。その後は先発として活躍し、18年には自己最多の6勝、19年にプロ最多となる81.2回を投げ、3勝を記録。先発期間では投球回50回以上が5度もあった。
22年から中継ぎに転向すると、春先は勝ちパターンの役割も担い、55試合で防御率3.57、21ホールドの好成績を残した。
しかし、23年以降は出場機会を減らし、今季も2軍で41登板で防御率1.91と好調を維持していたが、一軍登板なく戦力外となった。
生え抜き投手としてチーム最年長だったが、他球団からのオファーがなく現役引退を決断した。