13日に行われた格闘技イベントBreakingDown(BD)18の前日公開計量で、対戦相手の江口響に不意打ちでビンタさ…
13日に行われた格闘技イベントBreakingDown(BD)18の前日公開計量で、対戦相手の江口響に不意打ちでビンタされて昏倒(こんとう)し、くも膜下出血と診断されたことを明かした竜(27)が17日までにXを更新。相手選手に大会運営に対する思いなどを語った動画に対し、エールが続々と届いている。
竜は16日深夜に「世間を騒がせてしまって申し訳ないと思っていて」などと現状を語る、6分弱の動画をアップ。18日正午時点で約1000件のコメントが届いている。
当該動画に対し「最後まで見たよ、本音伝わった!がんばれ」「君はもう十分以上のことをやったよ…」「呂律も気になりますし文章を書いたり読んだりするのはサポートが必要な状態はよっぽどだと思いました。。ご自身と、ご家族のためにも、しっかりと静養なさってください。回復されることを心よりお祈り申し上げます」などのエールが書き込まれていた。
竜はBDの喧嘩自慢選抜に北海道代表として登場。出身の北海道弁「やるべしたら!」と叫び、一躍注目を集めていた。「やるべしたら」は「やろうか、そしたら(そうしたら)」「さあ、やろうか」などといった誘いや促し、行動開始のニュアンスを持つ言葉を組み合わせている。Xのアカウント名は「やるべしたら竜」となっている。
竜は現在、北海道札幌市東区にある、空調設備の施工・メンテナンスを行う「FUJI工場株式会社」の代表取締役社長を務めている。同社公式サイトの代表あいさつでは「私は19歳でこの道に入り、空調の中でも最も難しいとされるサービス修理・保守メンテナンス・故障診断から学び始めました。そこから、工事・設置・撤去といった現場経験を積み重ね、さらに管工事や電気工事の国家資格を取得」「2025年で7年目を迎えますが、若さを強みにスピード感を持って挑戦し続け、経験を実績へと変えてきました」などとつづっている。また、会社のSNSにもエールが続々と届いている。
竜は当該動画で、当日は江口からビンタなどがあるだろうと予測していたものの、まともに食らってしまったと説明。「相手の江口選手を問い立てるつもりもないですしブレイキングダウンに対して今までやってきたことが間違いとも思っていない」とした。
江口とも電話でやりとりしたといい「本当に本人なのかなと思うくらい反省して、格闘技も辞めないといけないとまで言ってたんですけど、僕はそうは思っていなくて、自分で振りまいた種くらい自分で拾えよって思うんですよね」と、引退の意向を示している江口に“喝”を入れた。自身の今後についても「お医者さんが出場したらダメというなら守りますし、回復の見込みがあって今後ファイターとして闘えるというのであれば復活したい」と意欲を示した。