元横浜、DeNA、巨人、ブルージェイズで活躍した山口俊氏(38)が、17日までに自身の公式YouTubeチャンネル「山口…
元横浜、DeNA、巨人、ブルージェイズで活躍した山口俊氏(38)が、17日までに自身の公式YouTubeチャンネル「山口俊のSHUNchan」を更新。巨人時代の同僚で今季オリオールズでプレーした菅野智之投手(36)のすごさについて語った。
山口氏はまず、菅野の野球センスの高さを認めた上で「智之は天才というより努力の人」と表現。さらに制球力の高さを菅野の最大の武器として挙げた。「何回も聞きましたもんね。『どうやったらコントロール良くなるの?』って」と笑顔で回顧。山口氏によると制球力向上の基本は「毎回同じ投げ方をすること」。菅野はその再現性が極めて高く、直球だけでなく変化球も含めて安定した投球フォームを維持できるという。「直球は良くても変化球の制球が悪い、とかいろいろあるんですけど。彼はスライダーもカーブも含めて、全球種の精度が高い。それがすごさ」と力を込めた。
カウントによる投手心理と球種選択については「カウントによって、この球種は投げたくないというのは、ピッチャーなら絶対にある」とし、特に3ボールからストライクを取りにいく場面では、「スライダーかストレートかカーブ」の3択になることが多く、フォーク系は使いにくいと説明した。
さらに日本球界における「エース像」についても言及。「直球を除いた2球種が一級品なら、エースになれると言われる」とし、その2球種がトップレベルであれば、一流投手と評価されるという。菅野の場合、その一級品の球種が3~4種類あると断言。「3ボールから、カーブ、スライダー、ツーシーム、フォークを投げられる。これが本当に強み」と実感を込めた。
一方で、なかなか結果を残せない投手については、「直球とスライダーの2球種しかないケースが多い」と指摘。「それならバッターも、どっちかを狙えば打てますよね」と見解を示した。山口氏は「外角への直球は、正直みんな投げられるんですよ。(菅野は)すべてをコントロールできる」とあらゆる球種を自在に操れる点こそが、菅野のすごさと語った。