今のチームに必要なものは何か。27年間優勝できていないのはなぜか。DeNA牧秀悟内野手(27)が率直な思いを口にした。1…
今のチームに必要なものは何か。27年間優勝できていないのはなぜか。DeNA牧秀悟内野手(27)が率直な思いを口にした。
16日、現状維持の推定年俸2億5000万円で契約更改。将来的なMLB挑戦の夢を明かすとともに、36分間の会見でチームへの思いを熱く語った。
今季は8月に左MP関節尺側側副靱帯(じんたい)修復術を受けた影響でプロ入り後初めての長期離脱を経験。5年目にして初めて100試合出場、20本塁打に届かず、93試合で打率2割7分7厘、16本塁打、OPS・800で終えた。
第一声は周囲のサポートへの感謝と思うようにいかなかった自らへの悔しさだった。「けがして1年間戦えなかったのは、すごくチームに迷惑をかけましたし、悔しいところはあった1年でした。その中でもけがしたからこそ携わったリハビリの方、治療を支えてくれたサポーターの皆さん、スタッフの皆さんには感謝したい。その人たちがいたおかげで、CSに出られましたし、けがしたからこそ分かった1年だったかなと思います」と改めて感謝の思いを示した。
初めて長期間チームを離れたことで見えたものもあった。「最初は試合見ててもなんか嫌だな、早く試合出たいなと思ってましたけど、自分がここにいたら何するべきかというのも考えました。何かが足りない中で、ベテラン、中堅、若手、試合に出る出ない関係なしに、どうすればチームが強くなるかを考える人が多いチームが勝てるんじゃないかなと思います」と“チーム力”の重要性を強調して続けた。
「ベテランの方が引っ張っていくだけではチームは良くないと思いますし、逆に若手が自由にやってても強くはならないと思います。そこのバランスはチームにとって大事」
入団初年度は最下位から始まったものの、そこから2位、3位、3位、2位と4年連続Aクラス入りし、昨季は下克上での日本一も経験した。「強くはなってると思います。個人個人の選手層も間違いなく厚いですし、どのチームにも負けないと思います」と言い切る。
ただそれだけではリーグ優勝できていないのが現実だ。「ベテランの方が引っ張るだけ、それにただついていくだけだったら、それ以降のチームは崩壊していくと思いますし、自分を出せない年下がチームを変えないといけないという思いでやらないと、いい方向、強い方向にいかないと思う。プロの世界は自分を出してかないといけないですし、いい風に言えば目立っていかないといけない。そこは今もベイスターズの課題であると思いますし、優勝するためにはより選手1人1人がいろんなことを考えないといけない」とベテランだけでなく若手も含めたチーム全体での結束の重要性を強調。28年ぶりのリーグ優勝を勝ち取るためにも、若手を含めた1人1人の自覚と結束によるチーム力が問われている。【小早川宗一郎】(金額は推定)