日本ハムのドラフト2位大阪学院大のエドポロ・ケイン外野手(22)が16日、母校の日本航空(山梨)を訪問し、後輩たちに来年…

日本ハムのドラフト2位大阪学院大のエドポロ・ケイン外野手(22)が16日、母校の日本航空(山梨)を訪問し、後輩たちに来年シーズン終了時ボール100ダースのプレゼントを約束した。

卒業以来、初めて訪れたという母校のグラウンドを見渡し「ここで頑張ってきたことが、よみがえりました」と、自然と笑みがこぼれた。冬の間、毎日1000本スイングをしたキツい練習。補食に食べたマネジャー手作りのおいしいおにぎりの味。そして、仲間たちとの楽しかった寮生活。すべてがいい思い出だ。

強打の原点もここにある。「力に頼ったバッティングをしていたんですが、豊泉監督に上から振るのが基本だ、と教わり、よく振れるようになった」。両翼94メートル、中堅120メートルのグラウンドを軽々越え、隣のサッカー場まで飛ばした。「あとちょっとで富士山だったかな(笑い)」と、笑い飛ばした。

後輩たちから「今年の目標」を聞かれると「お世話になった野球部に恩返しをしたい」と、ボール100ダースのプレゼントを約束。さらに「デビュー戦、部員全員(1、2年生53人)、エスコンフィールドに招待してください!」とリクエストされると「え!?」と苦笑いを浮かべた。