現在、手首の怪我で療養中の錦織圭(日清食品)が2017年12月31日から開催される「ブリスベン国際」で復帰する可能性が出てきた。「ブリスベン国際」が公式サイトで、錦織が出場を予定していることを明らかにした。錦織は今年、「全米オープン」を前に…

現在、手首の怪我で療養中の錦織圭(日清食品)が2017年12月31日から開催される「ブリスベン国際」で復帰する可能性が出てきた。「ブリスベン国際」が公式サイトで、錦織が出場を予定していることを明らかにした。

錦織は今年、「全米オープン」を前に北米で行われるトーナメントの一つである「ロジャーズ・カップ」を最後に、8月以来治療に専念していた。現在ではすでに、練習を再開している様子が公開されるなど、復帰に向けて動き出している模様だ。

また、年初に参戦した2017年の「ブリスベン国際」で錦織は、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)との決勝戦で、2-6、6-2、3-6で敗れ準優勝となるなど、惜しい結果となっていた。

「ブリスベン国際」によれば、錦織は2018年は昨年よりも一ついい成績を目指しており、タイトルに手が届くかどうかも見所の一つになりそうだ。

同大会の2018年には、現在までに2017年末時点でのランキング1位を確定させているラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マレー(イギリス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ディミトロフもエントリーしており、実績を残してきた選手同士のぶつかる激戦が予想される。

ツアーに円滑に復帰できるか心配されていただけに、2018年の年初から目を離せそうにない。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」で復帰予定の錦織(昨年のメンフィス・オープンのときのもの)

(Photo by Stacy Revere/Getty Images)