<2025ペナント:ロッテ編> パ6位 56勝84敗3分プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る…

<2025ペナント:ロッテ編> パ6位 56勝84敗3分

プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る2025ペナント」をスタートします。プロ野球を球団別に連載、続いて日本人大リーガーの計13回。第1回はロッテ。新人で打率10傑入りした西川史礁外野手(22)を取り上げます。

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ロッテのルーキー西川がリーグ6位の打率2割8分1厘を記録した。2リーグ制後に新人の打率10傑入りは16人目になる。西川はマルチ安打が多く、2安打以上を39度記録。第1打席で安打を打ったケースは、33試合のうち24試合で2安打以上をマークした。2リーグ制後、新人のマルチ安打回数は56年佐々木(高橋)の54度が最も多く、39度は11位タイだが、西川の試合数は108でマルチ安打率が36・1%。規定打席に到達した新人では50年河内(毎日)の40・0%、58年長嶋(巨人)の36・9%に次いで高かった。

7月30日楽天戦で岸から12球目を本塁打した。8球目を打った安打が7本、7球目も5本と新人ながら粘り強く、2ストライク時の成績が213打数55安打の打率2割5分8厘。今季、パ・リーグで規定打席に到達した22人の中では最も高く、2ストライク時の打率がリーグ1位の新人は2リーグ制後初めてだ。リーグで4番目に低かった0、1ストライク時の打率を上げれば、来季は首位打者の有力候補となるだろう。

西川は27本の二塁打と外野での9補殺もリーグ1位だった。9補殺のうち8度は中継なしの直接送球でアウトにした。新人の二塁打王は1リーグ時代の48年笠原(南海)とセ・リーグの58年長嶋に次ぎ3人目で、パ・リーグの新人では初めて。新人外野手の補殺王は56年荒川(高橋)65年井石(東京)98年高橋(巨人)19年近本(阪神)に次いで5人目だ。最下位球団の新人が、3部門でリーグトップの数字を残した。【伊藤友一】