広島東洋カープの新入団発表が15日、広島市内のホテルであり、新しいユニホームに袖を通した9選手(育成2人を含む)が顔を…

 広島東洋カープの新入団発表が15日、広島市内のホテルであり、新しいユニホームに袖を通した9選手(育成2人を含む)が顔をそろえた。会場に集まった約500人のファンの前で、「優勝できるように貢献する」などと意気込みを語った。

 ドラフト1位の平川蓮外野手(仙台大)は、鈴木誠也選手(カブス)や今季首位打者の小園海斗内野手が入団時につけていた背番号51になった。〝出世番号〟に平川選手は「(球団の期待を)感じました。カープといえば51という印象。すごく楽しみ」と目を細めた。

 3位の勝田成(なる)内野手(近大)は背番号0。今季まで上本崇司氏がつけていた番号で、身長163センチの左打者は「重さを感じます。将来は無失策という意味のゼロと、1年目の目標の100安打があるので、それに向けてゼロが重なった数字だと思う」と話した。

 新井貴浩監督は自身がドラフト6位入団だったことを例に、こう話した。「プロに入ったからには順位は関係ない。横一線のスタート。チャンスを自分でつかめるように日々を大事にしながら、一緒に頑張っていきましょう」(上山浩也)