「アメフト・甲子園ボウル、立命大38-14関学大」(14日、甲子園球場) 立命大(関西2位)が関学大(関西1位)との史…
「アメフト・甲子園ボウル、立命大38-14関学大」(14日、甲子園球場)
立命大(関西2位)が関学大(関西1位)との史上初の関西勢対決を38-14で制し、2年連続10度目の優勝を飾った。立命大の連覇は2002~04年の3年連続優勝以来。
関学大の2年ぶりV奪回はならなかった。第1Qに2本のTDを許して立命大に主導権を握られた。常に追いかける展開となり、得点してもすぐにTDを奪い返された。大村和輝監督は「自分たちがやろうとしていることが出し切れなかった」と完敗を認めた。
エースQBの星野太吾(2年)は「練習でのミスがそのまま出て、オフェンスをうまく組み立てられなかった」と唇をかんだ。2年前に甲子園ボウルを制した時は2歳上の兄、QB秀太(4年)がチームを引っ張りMVPを獲得したが、兄に続くことはできなかった。
兄はこの日も2番手QBとして苦しい場面で弟に代わって奮闘。弟は「いつも支えてもらっていたので恩返ししたかった。悔いの残る試合になった」と、兄のラストゲームを飾ることができず悔し涙を流した。