ヤクルトでは2024年にブルペンの一角として活躍 苦節の時を経て、再びアジアに戻ってきた。韓国プロ野球(KBO)のロッテ…

ヤクルトでは2024年にブルペンの一角として活躍

 苦節の時を経て、再びアジアに戻ってきた。韓国プロ野球(KBO)のロッテ・ジャイアンツは12日、元ヤクルトのエルビン・ロドリゲスと契約を結んだと発表した。米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」によると、年俸は100万ドル(約1億5000万円)。新たな国で再起を図る。

 ドミニカ共和国出身の27歳は2023年7月にヤクルトに加入。2年目の2024年はシーズン序盤に2軍落ちも経験したが、7月に中継ぎに回ると覚醒。31試合に登板して防御率1.54、8ホールド、1セーブと圧倒的な成績を残した。同年11月に自由契約となり、今年1月にブルワーズとメジャー契約を結んだ。

 2年ぶりのメジャー復帰となったものの、待っていたのは厳しい結果だった。3月31日(日本時間4月1日)の復帰戦は4回6安打4失点で黒星。その後も打ち込まれ、7月にメジャー出場全体の40人枠から外れるDFA(事実上の戦力外)となった。直後にオリオールズに拾われたが、9月にまたDFA。ウェーバーを経てダイヤモンドバックスに加入するも、オフにFAとなった。年間では7登板で0勝2敗、防御率9.15だった。

 年齢的にもまだ若く、再びアジア球界で結果を残し、メジャーに返り咲ける可能性も十分ある。ロドリゲスの来季の投球に注目が集まる。(Full-Count編集部)