楽天大内誠弥投手(19)は奪三振にこだわる。来季は本拠地の楽天モバイルパークが改修され、外野フェンスが従来よりも最大で6…
楽天大内誠弥投手(19)は奪三振にこだわる。来季は本拠地の楽天モバイルパークが改修され、外野フェンスが従来よりも最大で6メートル前方へ新設される。今季1軍デビューした地元宮城出身の長身右腕は「僕はより一層、今年よりも三振をもっと取れるようにというのが大事になってくる。そこはやっていこうかなと思ってます」と意気込んだ。
球場が狭くなれば必然的に被本塁打が増えることが予想される。それなら、バットに当てさせず、三振数を増やせればリスク軽減となる。「全体的な球の力だったりとかもまだまだなんで、全体的にレベルアップすれば、それ(三振数増)に近づくのかなと」。少年時代は岸孝之投手(41)が投げるカーブを研究。最も得意にする球種の1つだ。「もっと精度を上げることを今は大事にやってます」。奪三振にもつなげる。
今オフの自主トレは先輩の荘司康誠投手(25)に弟子入りする。投手としてのレベルアップに加え、細身の体形ということもあり、食事面や生活スタイルなども貪欲に吸収する。「いろんなところを見習っていきたいなと思ってます」と大内。3年目の来季、開幕ローテとプロ初勝利をつかむためにも、さらなる成長を目指す。