クワンは2022年から4年連続でGG獲得 ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースはこのオフも積極的な補強を展開。9日(…
クワンは2022年から4年連続でGG獲得
ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースはこのオフも積極的な補強を展開。9日(日本時間10日)には最優秀救援投手賞3回のエドウィン・ディアス投手と契約を結んだと、複数の米メディアが報じた。FA市場だけでなくトレードでも“大物”を狙っているようだ。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は11日(日本時間12日)、「ウインターミーティング後のドジャース、次の一手は?」として今後の補強を展望した。このオフはテオスカー・ヘルナンデス外野手の補強の噂が飛び交っているなか、チームとしては外野手が補強ポイント。カイル・タッカーらの争奪戦に参加する可能性が高い。
一方で「ジ・アスレチック」は「ドジャースはトレード市場の開拓にも引き続き関心を持っている」と言及した上で、ターゲットに挙げたのがカージナルスのブレンダン・ドノバン内野手とガーディアンズのスティーブン・クワン外野手だった。
ドノバンは今オフのトレード市場で最注目選手の一人で、複数球団が狙っている。また、クワンに関してはドジャースが今年の夏も狙っていたが、トレードは成立せず。ともに共通するのは好守に加えて、「堅実な守備と高いコンタクト能力を持っており、重量級のスラッガーが並ぶロースターのバランスを取るのに適している」(ジ・アスレチック)点だ。
ドノバンは二塁をメインに内野全ポジションをこなし、1年目の2022年にはユーティリティ部門でゴールドグラブに選ばれるなどまさにドジャース好みの選手。クワンもデビュー年から4年連続で同賞に輝き、チームが課題とする外野守備の改善を図ることができる。果たしてドジャースはトレードでもどんな動きを見せるだろうか。(Full-Count編集部)