順当に勝ち進めば日本と準々決勝で激突の可能性も 世界一奪還へ並々ならぬ本気度が見える。来年3月に開催される第6回ワールド…
順当に勝ち進めば日本と準々決勝で激突の可能性も
世界一奪還へ並々ならぬ本気度が見える。来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、ドミニカ共和国代表が驚愕のバックアップ体制を敷くことが明らかになった。母国での親善試合開催のため、政府が50万ドル(約7800万円)を投入。侍ジャパンと準々決勝で激突する可能性がある強豪に、ファンも騒然としている。
MLB選手会のトニー・クラーク専務理事が8日(日本時間9日)に発表した。同国代表は来年3月3、4日(同4、5日)に首都サントドミンゴで、タイガースと強化試合2試合を行う。米スポーツ専門局「ESPN」のエンリケ・ロハス記者によると、この開催のために同国スポーツ省のケルビン・クルーズ大臣が50万ドルの投資を決定したという。
メジャー球団相手とはいえ2試合の親善試合に、国を挙げて巨額の資金を投じる異例の事態。これにはファンも驚きを隠せないようだ。SNS上では「どうやって入手するか教えてくれ」「絶対に行きたい」「ドミニカ共和国のファンにとっては特別な体験になるだろう」「マジすごい」と歓喜の声が殺到。さらに「このチームは豪華メンバーになる」「必ず行かなくては」「この試合を見る為に航空券を買おうかな」と、スター軍団の凱旋を心待ちにするコメントで溢れかえった。
2013年の第3回大会で全勝優勝を果たして以来、世界一から遠ざかっているドミニカ共和国。フアン・ソト外野手やフェルナンド・タティスJr.外野手、ジュニオール・カミネロ内野手、マニー・マチャド内野手、ヘラルド・ペルドモ内野手ら、メジャーを代表する超スーパースターたちを擁する“銀河系軍団”が、政府の強力なバックアップを受けて王座奪還に挑む。勝ち進めば準々決勝で初対決となる可能性があり、侍ジャパンにとって最大の壁となるかもしれない。(Full-Count編集部)