前橋育英高校(前橋市)の男女サッカー部の選手らが8日、県庁と前橋市役所を訪れ、それぞれ全国大会に群馬県代表として出場す…
前橋育英高校(前橋市)の男女サッカー部の選手らが8日、県庁と前橋市役所を訪れ、それぞれ全国大会に群馬県代表として出場することを報告した。前回大会で優勝した男子は5年連続28回目の出場で、連覇への期待がかかる。女子は2年連続11回目の出場となる。
県庁では、男子サッカー部の竹ノ谷優駕主将(3年)が「高校から群馬に来て、自分の故郷というくらい濃い時間を過ごしてきたので、群馬県の代表として誇りを持って戦っていきたい」、女子サッカー部の石原碧主将(3年)は「昨年越えられなかったベスト16の壁を勝ち上がりたい」などと決意を述べた。津久井治男・副知事は「高校サッカーは年末年始の風物詩。体に気を付けて、どうか悔いのない試合をしてきてください」と励ました。
市役所では猪俣理恵・副市長から「これまでの成果をしっかり発揮して、十分に楽しんで試合をしてほしい。精いっぱい応援させていただきます。年末年始、本当に楽しみにしています」と激励を受けた。またサッカーファンの市職員有志らから、同校のユニホームと同じ虎柄のデザインの必勝だるまを贈られた。
男子は28日に首都圏で開幕する第104回全国高校サッカー選手権大会に出場し、初戦は31日の2回戦で神戸弘陵(兵庫)と対戦。女子は兵庫県で開幕する第34回全日本高校女子サッカー選手権大会に出場し、29日の1回戦で高知(高知)と戦う。(中沢絢乃)