<明治安田J1:京都2-0神戸>◇6日◇第38節◇サンガSヴィッセル神戸はアウェーで京都サンガF.C.に敗れ、5位でリー…
<明治安田J1:京都2-0神戸>◇6日◇第38節◇サンガS
ヴィッセル神戸はアウェーで京都サンガF.C.に敗れ、5位でリーグでの戦いを終えた。
GK前川黛也が相手との1対1をストップするなど耐えていた神戸だったが、前半38分と後半32分に失点。吉田孝行監督が「2失点目が試合を難しくした」と振り返る展開で、最後まで得点は奪えなかった。
リーグ3連覇を狙った今季も優勝争いには加わったが、10月以降は勝ちきれない試合が続き、6戦未勝利(4分け2敗)でシーズン終了。指揮官は「1年通して、自分たちがスッキリした試合っていうのは少なかった。内容的に圧倒できる試合は多かったけど、去年までだったら先制点を取って、さらに勢いに乗ってという試合も多かったが、今年はなかなか得点が取れなかった。何かがちょっと違うなっていうのは正直感じている。いつもだったら当たり前のように戻っている場所にいなかったり、背後走っていると思ったら走っていなかったり。細かいところだが、そういうところの歯車が合っていなかったので、5位という結果に終わったと思う。そこは全て自分の責任」と振り返った。
今季限りで神戸を離れ、来季の清水エスパルス監督就任が決定的となっている吉田監督にとって9日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)成都戦(ノエスタ)がラストマッチとなる。泣いても笑っても最後となる試合に向けて「敗戦の中でも自分のコールをしてくれて、本当に申し訳ない気持ち。自分たちにはACLEが中2日であるので、そこは必ず勝って終わりたい」と力を込めた。【永田淳】