チャンピオンズCは過去10年、1人気が5勝2着3勝と信頼度は高いが、1・2人気が同時に馬券内はわずか2回。8人気以下が1…
チャンピオンズCは過去10年、1人気が5勝2着3勝と信頼度は高いが、1・2人気が同時に馬券内はわずか2回。8人気以下が10回馬券内に突入しており、穴馬の出番は多い。
今年は3歳馬ナルカミと牝馬ダブルハートボンドが上位人気を形成し、一角崩しの可能性があるメンバー構成。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「サンライズジパング」を取り上げる。
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■サンライズジパング
昨年はみやこSで古馬を撃破し、チャンピオンズCで4人気に支持されるも6着。その後、年明けのフェブラリーSでは5人気と評価を落としながら2着に入り、改めて地力の高さを証明した。
その後、音無厩舎の解散から新谷厩舎へ転厩となり、川崎記念3着、名古屋グランプリVと結果を残すも、マイルCS南部杯とJBCクラシックは見せ場なく完敗。ここで再び転厩となり、11月から前川厩舎へ移動となった。一見、二転三転に見える転厩劇だが、じつは音無厩舎で同馬を担当していた平井調教助手が前川厩舎にいる。つまり、馬にとっては音無厩舎以来となる“元サヤ”となるわけだ。
これで馬のやる気スイッチが入ったか、転厩初戦でマイナス16キロと大きく減らし戻らなかった馬体が回復。前走比プラス23キロの530キロと馬体を戻し、栗東坂路4F50秒6と自己ベストに近い時計をマーク、明らかに復調している。
勝負どころでズブく、スパイラルカーブにより4コーナーで馬群が膨れる中京ダ1800mは決して好相性とは言えないが、今年は先行勢が多く後方に展開が向く可能性あり。ならば、ハイレベル4歳世代においてトップクラスの実力を持つ同馬の末脚が炸裂してもいい。マイルCS南部杯で1人気に支持された馬が一気に下落し、前売り10人気前後なら買い時と見た。
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